たまには夫婦水入らず【入所科】
- 2022.09.23 | ブログ
「ほらっ、もう一息頑張らんな」
「そうなぁ、そっばしに来とるとだけんなぁ」
とある日常の中でのひとコマです。
ちなみに有隣では度々ご夫婦でのご入所というケースがみられています。
本来“次(今後の生活)に繋げる”という目標を持っている有隣(老人保健施設)では日々様々な入所相談を承っているんですが、
「最近動くのが辛くなって」「入院中の様子が分からなくて退院後すぐに連れて帰るのは心配で…」などなど、挙げだすとキリがない位に本当に様々です。
ですがどなたにも当てはまる共通点もあります。
それは【(今の状態では)自宅で安心して暮らせない不安を抱えている事】ではないでしょうか。
不安という点では写真に映るお二人も体調面での不安感より現在ご夫婦で入所されていらっしゃるわけなんですが、
日夜夫婦二人三脚、いや自宅で待つ家族含めた四人伍脚で再び我が家で家族団らんできる日を目標にリハビリに励まれていらっしゃる状況です。
互いに励ましあいながらリハビリに取り組まれる姿は夫婦の絆の強さを体現しており、お手本のようにも感じます。
ちなみに以前も少し説明いたしましたが、有隣は【全室個室】となります。
故にこちらのご夫婦も勿論それぞれのお部屋をお持ちでいらっしゃる訳なんですが、意外や意外。同室を望まれずそれがお二人にとっては丁度良いらしいです。
理由を尋ねた夫より一言
「ずっと一緒は照れくさいから」
いやぁ…これが俗に言う“萌え”というやつなんでしょうか。
キュンが止まんないよ?
誰かと過ごす毎日も決して悪くないものではありますが、時には一人で振り返る時間・空間があるからこそ生活のバランスを整える事ができ、対人関係においても調和がとれるのかもなんて。
会えない時間が愛を育む
なんて名言の意味にハッと気付いた今日この頃でした。