例えばこんな昼下がり
- 2023.11.6 | ブログ
いつも当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
このブログを活性化させて早2年が経とうとしておりますが、
最近ありがたい事にご来所なされたご家族様から「見てますよ!」との反応をいただいておりまして、
私、柄にもなくまんもすうれピー状態に浸っております。
さてさて、ノスタルジックなネタは深堀せず、
久しぶりに日常のひとコマをご紹介させていただきます
リハビリ中のご様子となります。
あまりに素敵な場面であった為、そこはかとなく★盗撮☆してみました。
余談ですが、有隣みたいなユニット型施設において、環境というものは大きく分けて2種類ございます。
・パブリックスペース=社会、交流を感じれる空間
・プライベートスペース=自室など個人を優先できる空間
詳細な解釈については諸説ございますので、今回はこういった認識で話を進めます。
今回のリハビリ場所は2階のエレベーターホール前。
そう、以前ご紹介した事のある“一夜にして富と名声をゲットできる”あのオシャンティーな空間です。
有隣は屋内環境が広くリハビリを行うに十分なスペースは至る所にあるんですが、今回はコチラがチョイスされたようです。
プライベートスペースを離れ少しだけ開かれた場所、言うなればセミパブリックスペースへ
何気ない事ではあるんですが、このちょっとした変化って結構大事だったりするんですよね。
リハビリの内容自体は恐らく自室でもできるメニューなんですが、
お部屋で過ごす時間が主となられている利用者様に対し、リハビリという“機会・理由”をもって
いつもとは違う環境で五感を通じて新たな刺激を感じていただいたりが付加価値として込められています。
変わらないという平穏な日々もそれは一つの幸せの形であったりするかと思うんですが、
ささやかな変化というものも日々を少しだけ豊かにする演出だったり。
最終的に何が“良い”かは利用鞘様本人が決める事ですが、
“何が”良いかを選べる環境・選択肢を作るのは僕達支援スタッフの務めかと考えています。
それは施設という限定された空間だからこその思いやりを具現化する一つの価値観なのではないか。
そんな事を思案しながら本日も有隣は運営いたしております。